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プリント合板にクロスを貼ると剥がれる原因は下地処理不足にあります

施工後しばらくしてプリント合板からクロスが剥がれ始めた様子

今回は「プリント合板に貼ったクロスが剥がれてしまった」というご依頼です。

写真だけ見ると、最初はきれいに貼れていたように見えますよね。ところが施工から一週間ほどすると、壁紙がぱりっと浮き始め、しまいには写真のように大きく剥がれてしまいます。

この原因は下地処理不足にあります。

プリント合板は厳密には表面がつるつるしていて、いわゆる非吸水下地の範疇になりますから、つるのままで普通に貼ると壁紙用の接着剤が表面から弾かれて浸透しないため、化学的に食い付かないんですね。だからこそ専用のプライマーが有りますから、それを薄く塗布して壁紙を接着させるのが基本です。下地処理を省略すると、貼った直後は一見問題なく見えるのですが、施工後、部屋の温度や湿度が変化すると壁紙だけが伸び縮みを繰り返し、接着剤がその環境に耐えきれなくなり、ある日べりっと剥がれてしまうわけです。大変なのは、ここまでみっともないくらい剥がれてしまうと、部分的に補修してもほとんど意味がありませんので、結局は既存クロスを全部剥がし、下地処理からやり直して全面貼り替えになってしまいます。残念ですが、最初に少し手間を惜しんだことで、かえって大きな損害になってしまいますね(*´ω`*)

完成したその日だけきれいなら良いというものではありませんから、やっぱり施工品質はありますので、まずは接着可否を確認して下地を疑ってみることも大切です(^^)

専用プライマー未施工によりクロスが大きく浮き上がって剥離した状態
下地処理をやり直し、クロスを貼り替えてきれいに仕上がった施工後
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