いったい何を見ているのでしょう・・?これは障子の骨組みが2ヶ所ボキっと折れていて、このままだと障子紙が貼れないなって、アロンアルファでくっつけているところです。入居者がぶつかったか何かしたのでしょう。どーりでこの部分だけ障子紙がぐしゃっとしていたわけで、折れ目のネバネバはご飯粒でしょうか・・強引に繋ぎ合わせて頑張った様子が伺えました。
障子紙を水でびしょびしょに濡らして糊をふやかし剥がすことで、骨組みも一緒に水分を吸収していますからドライヤーで強制乾燥させます。その後、折れた部分には中粘土の接着剤で馴染ませて硬化剤でとカチンと固めてしっかり固定します。
ここの障子は幅広の為、一枚ではありますが、張替えると乾燥時間などそれなりに時間が掛かってしまうことから、できるだけ部分で張替えてさっと終わらせたかったのですが、そうもいかずですね。けっきょく全面張替え。骨組みが暴れることもなく、まぁ、これで安心ですね。
私はいつもこのセットを持ち歩いていますが、場面に応じてかなり重宝しています。便利ですよ❣️