
昨年購入した息子夫婦の家。購入した時点では、建物そのもののスペックを考えるとかなりお買い得な物件だったのですが、さすがに中古住宅。
設備からフローリング、壁紙まで、全体的にかなり劣化が進んでいました。なので、床暖房以外はほぼすべて交換することになり、時間を見つけては少しずつ手を入れてきました。
そして購入から約一年。ここへきてようやくリフォームも最終章に入りました。
実は玄関から階段まわりの壁紙は、後回しにすることが理想かな、とは考えていました。
リフォーム中は、設備や建材、家具、家電など、とにかく大きな荷物の搬入が続きます。
特に玄関や階段は、人も荷物も必ず通る場所。せっかく新しい壁紙を貼っても、
「家具を運んだときに角をぶつけた・・」なんてことになれば、また張り替えです。
それなら、家の中が落ち着いてから最後に施工したほうがいい、ということで、玄関・階段まわりだけはあえて既存の壁紙を残していました。
気がつけば、それから一年です。仕事の合間を利用して、ようやく作業開始となりました。

さて、どんな壁紙にするか。
今回はお嫁さんから、ムーミンの壁紙をリクエスト。
これはかなりよくなるね!と、もちろん好みもありますが、私も嬉しくなってきました(^^)
選んだのは、石をランダムに並べたようなデザインの中に、ムーミンの世界観がさりげなく感じられるアクセントクロス。キャラクターものというと、どうしても子供部屋のような印象になりがちですが、このクロスは主張が強すぎる感じがなくて、玄関の木枠や建具とも相性がよく、思っていた以上に落ち着いた仕上がりになりました。
壁紙一枚で玄関の雰囲気はかなり変わりますね。施工前は、ごく一般的な明るい無地の壁紙でした。もちろんこれはこれで悪くありませんでした。ただ、玄関は家に入って最初に目に入る場所ですから、そこに一面アクセントを入れるだけでも印象がガラッと変わりますから、少しくらい色柄で遊んでもいいかな、なんて勝手に考えていましたしね。
張り替えが終わって玄関先から眺めてみると、ずいぶん雰囲気が変わったな、という仕上がりになりました。
アクセントクロスというと、リビングや寝室の一面、トイレ一面だけ色を変える施工が定番ですが、個人的には玄関や廊下こそアクセントクロスが面白い場所だと思っています。玄関ドアを開けて、トリッキーな壁紙なんて、なんか楽しくないですか(^^♪
面積がそれほど大きくないので少し大胆な柄にも挑戦できますし、毎日必ず通る場所なので、張り替えた満足感も大きいかと思います。

職人の家族だからといって、何でもすぐには終わりませんね(笑)
「お父さんが内装職人なら、家なんてすぐきれいになるでしょう」と思われるかもしれません。
ところがどっこい、実際はなかなかそうはいかなかったりします。
お客様の仕事が当然優先ですから、自分の家や家族の家はどうでもいいんです どうしても後回しになります(笑)
今度時間ができたらやろう、と言いながら、半年、一年……。
職人あるあるかもしれませんね(^^)
それでも今回は、一年間待った甲斐がありました。家具や荷物の搬入も終わり、生活も落ち着いたところで施工できたので、新しい壁紙を傷つける心配もかなり少なくなりました。
そんなこんなですが、一年越しのリフォーム、もう少し続きます。
床暖房を除いて、設備、床、壁紙と、ほぼすべてに手を入れてきた息子夫婦の家。
振り返ってみると、なかなか大掛かりなリフォームになりました。
でも、元々の建物のスペックが高く、購入価格もかなりお買い得だったので、古くなった部分をきちんと直していけば、まだまだ気持ちよく住める当たりくじを引いたような家です。
中古住宅は「古いからちょっとな・・・」ではなく、どこにお金を掛け、どこを活かすかで大きく変わりますから、これは普段リフォームの仕事をしていても感じることです。
さて、今回はまず第一弾の玄関まわりが完成☆彡
お嫁さんからのムーミンのリクエストにも応えることができました。残るは階段まわり。
一年越しの息子宅リフォーム、本当の完成までもう一息です。
仕事の合間を見つけて、ぱかっと仕上げていこうと思います。
さて、次はどんな壁紙になるでしょうか。また完成したらご紹介しますm(__)m

