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畳の段差をなくしたら一気に決まった1K|原状回復のリアル現場

しおれた雰囲気の居室
傷んだ壁紙

築古の1Kでよく見かけるのが「畳の部屋+段差あり」の間取りです。今回の現場もまさにその状態で、正直なところ、このままでは決まりにくい印象でした。

畳床は傷み、壁には汚れやカビ跡もあり、さらにキッチンと居室の間に畳の分だけ約5センチの段差があります。つまずいて転倒してもおかしくない状態で、使い勝手の悪さが目立っていました。そこで大家さんと相談し、「思い切って畳をやめて、段差もなくしてスッキリさせましょう」という方向に。

キッチン施工前カビが酷い
床間仕切り部を補強

実際に解体してみると、構造はとてもシンプルで、畳の高さ分を角材でかさ上げしているだけでした。この角材を撤去すれば、フラットな床にできる状態です。

施工は、まず畳を撤去し、段差の原因となっていた角材を取り外します。その後、床の状態を見ながら一部下地を補強し、室内全面に5.5mmの合板を敷き詰めました。その上にクッションフロアを施工して仕上げています。

また今回は天井については大きく手を入れず、ホコリを取り払う程度にとどめました。その代わり、壁紙は全面的に張り替えたことで、室内全体が一気に明るい印象に変わっています。

さらに、押し入れのデコラ板の扉についても交換はせずに対応しています。表面にクロスが貼れるよう、接着材の選定と建具の小口部分に少し手を加えて納めました。こうした工夫で、扉ごと交換しなくても違和感なく仕上げることができます。仕上がってしまえば、元がデコラ板だったとは分からないくらい自然な状態になります。

こうしてキッチンと居室の段差は完全になくなり、床はフラットに。見た目もスッキリしましたが、それ以上に生活のしやすさが大きく変わります。家具の配置もしやすく、掃除もしやすい。今の入居者ニーズにも合った仕様です。

施工後全体写真
施工後、玄関から見てスッキリ♪

結果として、この部屋は工事完了後すぐに入居の申し込みが入りました。特別なことをしたわけではなく、「使いやすく整えた」だけですが、それが一番効くケースも多いと感じます。

今回のように、構造を見て「どこを変えれば良くなるか」を判断できるかどうかで、仕上がりも結果も大きく変わります。経験上、シンプルな現場ほど、その差が出やすいとみています。

原状回復はただ元に戻すだけでなく、「次に選ばれる状態にすること」が大切だと、改めて感じた現場でしたm(_ _)m

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