

トイレ床のふかふかは、湿気による合板の劣化が原因でした。今回は原因からしっかり直していきました。
昨年暮れにご依頼をいただき、少しづつ進めている投資家大家さんの物件の作業です。今回は原状回復工事の一環として、まずトイレと洗面室から着手しました。
洗面室の床は、現調当初から浴室入口付近を踏むと少しふかふかした感触がありましたが、こちらは想定通り、部分的な合板交換で無難に収まりました。しかしながらトイレについては、作業を進めるうちに思わぬ原因が見つかりました。
トイレ床もクッションフロアを貼るため、まずは便器を取り外し既存のCFを剥がしていきます。すると床の開口部から湿気がすーすーと流通している様子が見てとれました。
手を止めてよく確認すると、新築時の配管穴の開口がやや大きく、そこから湿気が上がってきていたことが判明しました。
要するに、この湿気が長年にわたり床下から上がり続けたことで、合板をじわじわと傷めていたということです。表面からでは分かりにくいのですが、実際に床を開けると原因ははっきり見えてきます。
こうなると小手先の補修では対応できませんので、急遽、傷んだ部分の合板を切り開き、部分的に張り替えることにしました。



床を開口し下地を確認、劣化した合板を撤去して新しい合板を組み直し、ビスでカチンと固定。



その後クッションフロアを施工し、便器を戻して作業完了です。これでトイレ床のふかふかも解消し、安心して使える状態になりました。
こういうケースは、見過ごしていいものと、そうでないものの見極めが大切ですね。見た目だけ整えても、原因を放置すれば同じことの繰り返しになります。せっかく手を入れる機会ですから、原因までしっかり直しておくことが、結果的に一番良い方法だと感じた現場でした。
ちなみに今回の物件の大家さんはご夫婦で、できるところはご自身で手を入れながら大切にされている方です。そういう姿を見ると、こちらも「しっかり直しておこう」という気持ちになります。
現場では予定していなかった作業が増えることもありますが、こうして原因まできちんと解決できると、やはり気持ちがいいものですね(^^)b
