

今回はインターホンの配線が露出していたため、配線を壁の中へ隠蔽する工事を行いました。露出配線はどうしても見た目がびろびろしていて気になりますから、できるだけ壁内に納めてすっきりさせたいところです。とはいえ、壁を全部やり直すのは少々大ごとなので、今回は小ごとで済ませることにしました。
天井クロスが割ときれいな状態だったこともあり、交換はしませんから、壁紙をしずかにぺろんとめくる作戦です。このやり方は壁紙を部分的にめくり、石膏ボードを必要な部分だけ切り開いて配線を通していきます。(ヤマモトスペシャルとも言います)
配線処理が終わったら、めくったクロスに糊を塗り、元の位置へぺたっと戻してあげます。するとさっきまでめくれていたとは思えないほど、何事もなかったように収まります。壁紙というのは、なかなか懐の深い素材なんですね。
ちなみに切り裂いた石膏ボードの処理は「袋貼り」という工法で、薄紙を下地に貼る程度にします。持論ですが、何でもかんでもパテ処理すれば良いというわけではありません。現場は毎回状況が違いますから、その場その場で柔軟に考えることが大切です。施工する職人の発想と考え方ひとつで大ごとが小ごとで済むことがあります。見えないところの工夫、こういう小さな仕事の積み重ねが仕上がりの差になるのかもしれません(*^^)v



