

ユニットバス点検口の擦れ傷と錆びのリペア事例です。
表面のシート材が破れてしまい、その隙間から赤錆びが進行している状態でした。このまま放置すると、たちまち錆びが内部まで広がり、最終的には板金そのものの腐食や蓋までも交換が必要になるケースもあります。今回はまだ初期段階でしたので、早めのリペア対応で収めることができました。
今回の手順・・まずは劣化して浮いているシート材と、錆びが出ている部分をサンドペーパーで丁寧に研磨し、赤錆びをしっかり除去して、そのとき錆びをあちこち飛散らさないこと。錆びは表面だけ整えても内部に残っていると再発するため、下地処理が最も重要な工程です。
錆び除去後は、いちおう念入りに傷周辺に錆び転換剤を塗布して化学的に錆びの進行を止め、その上から塗膜で表面を復元して仕上げています。色味は周囲と違和感が出ないように微調整し、遠目でも補修跡が目立たないよう配慮しました。
ユニットバスまわりは湿気が多く、金属部分の劣化が進みやすい場所ですから、今回のように「早めに・必要なところだけ」手を入れることで、工期も短く、費用も抑えつつ、結果的に長持ちさせることができます。
小さな傷や錆びでも放置せず、初期段階で対処することが、結果的に住まいを守る一番の近道だと改めて感じた現場です。


