

新築戸建てのリビングスペース。
もともと白を基調としたシンプルで明るい内装。正直なところ「このままでも十分きれいだな」と感じる空間でしたが、キッチン背面をタイル調に変えたいというご要望をいただき、アクセントクロスを施工してきました。
今回採用したのは奥行きを感じさせる後退色と、空間を引き締める前進色の色使い。
この色使いをしただけでも面積は一部ですが、視線が自然と集まり、リビング全体に立体感が生まれたかと思います。キッチンカウンターまわりは、元の壁紙とのつながりを壊さないよう、既存クロスとの相性を見ながら慎重に色を選定。派手すぎず、それでいて「ちゃんと変わった」と感じていただけるバランスですかね(*^^*)
施工中は新築ということもあり、新の香り漂う中、養生や道具の扱いにもいつも以上に気を配りながら作業です。仕上がり後は、お客様にもとても喜んでいただけました。

アクセントクロスは、入れなくても家具や飾り物を置くことによりシンプルで素敵な空間になりますが、入れることでその家らしさが生まれるのも事実であります(^^)
暮らしの中で、ふと目に入るたびに少し気分がふわっと上がる、そんな存在になれば嬉しいですね。




今回は既存の壁紙との接続部分が一か所だけありまして、そこだけはスポンジに水を含ませて壁に押し当てながら糊を溶かしてそーっと剥がしていきます。いわゆる全張替えにて収めておきました。全張替えとは、壁紙の裏の薄紙まで全てを剥がして貼り替えるという意味です。新築のアフターメンテナンスですと、このやり方で収めるとほんとうに自然体で綺麗に仕上がります。
少しの色使いで、空間の印象は大きく変わるアクセントクロス。趣向はそれぞれ(^^♪
新築・リフォームを問わず、住まいにちょっとした変化を加えたい方はいいかもしれません(^^)
