

施工前は一般的な単色パネルの浴室でしたが、ご要望が「ホテルのような雰囲気」ですから、濃い木目柄のダイノックシートを採用しています。施工後は一気に落ち着いた高級感のある空間へと変身します。

手順は下地の状態を素手で撫でたり、目を皿のようにして確認し、脱脂・清掃をしっかり行ってから貼り始めます。シート材は浴室専用の粘着タイプを使用し、耐湿性と耐久性を確保するものが望ましいでしょう。わずかな曲面やコーナー部分ではヒートガンを使ってさっと温めながら、シートをしなやかに密着させていくのがポイントです。狭い浴室内では体勢もなかなか大変ですが、細部の仕上がりで全体の印象が決まるので、一点集中。妥協せず作業を進めなければなりません。

ダークブラウンの木目がアクセントになり、まるでビジネスホテルのユニットバスのような雰囲気。費用を抑えながらも見た目のグレードアップができるので、賃貸物件のオーナー様にも人気の施工です。「ユニットバスをリフォームするほどではないけど、雰囲気を変えたい」という方には、この方法がおすすめです。他にもアレンンジを加えてもっともっと綺麗で清潔に、見た目もオシャレにすることも可能です。

