

今回、中古物件を売却する前にチェックして気になったのが意外と目立つこの ぬれ縁。長年の雨風で木部は色あせ、ところどころ表面が朽ちてしまっていました。撤去してしまえば簡単ではあるものの、せっかくあるのにもったいなくて・・。撤去したら味気なくなるのにコストもかさむ・・。ということで今回は「修復」で勝負!


表面をしっかり研磨して古い塗装を落とし、防腐塗料をじっくり染み込ませます。手間はかかりますが、この工程をサボると「またすぐ朽ちる」という悲しい未来が待っています。仕上げに全体を再塗装すると…どうでしょう、くたびれたぬれ縁が新品同様に生まれ変わりました。
撤去か修復かで迷った今回のケース。実際に蘇った姿を見ると「直して良かった」と実感します。きちんとメンテナンスすれば、まだまだ10年以上は現役で活躍できるはずです。リペアリフォームは“壊して捨てる”のではなく、“直して活かす”。住まいの価値を上げる最強の選択肢のひとつです👍