今年の初夏に行われたスタジオジブリ総選挙で
1位に輝いた「千と千尋の神隠し」
この選挙で選ばれた作品は全国5都市の映画館で
再び上映されましたが、劇場で観る映画はそのスクリーンの迫力
から千尋になったような場面さえあったりするわけであります。
このシーンはそんな中でとても印象に残ったワンシーン。
湯屋の釜だきの火を管理している釜爺。
薄暗いボイラー室に住んでいて、ただ黙々と労する奇妙な姿は
なんとも気味の悪い老人で、はたまた6本の腕が妙ちくりん。
個人的には 仕事柄 変わった機材を見ると興味深く観察してしまいがちです。
住宅地の袋小路でひっそりと 畳業を営む畳店さんがあります。
表敬訪問した折、薄明かりの中せっせと畳を編んでいるワンシーン。
おや?
こっこの光景・・・どこかで見たような!?
千尋の気持ちに深い同調を覚えたのは言うまでもありません。